TOP >リフォームお役立ちブログ一覧 > 外窓交換(カバー工法)で快適な住まいに!失敗しないポイントと費用相場を徹底解説
2024.10.31
こんにちは!現役の現場監督の福田です。
外窓交換(カバー工法)は、既存の窓枠を活かしながら新しい窓を取り付けるリフォーム方法です。
外壁を壊さず、短期間で工事ができるため、コストを抑えながら窓の断熱性や気密性を向上させることが可能です。
本記事では、外窓交換リフォームのメリット・デメリットや、失敗しないためのポイントを今回も1級建築施工管理技士の私の自宅に施工するならという目線で解説しますね。
目次
<当社施工事例>
<出典:YKK AP(マドリモ樹脂窓/断面)>
古い窓は気密性が低く、冷暖房効率を下げる原因になります。
外窓交換により最新の断熱性能を持つ窓を取り付けることで、室内の温度を一定に保ち、エアコンの効率が向上します。
カバー工法は既存の窓枠を活かすため、外壁を壊す必要がありません。
そのため、1日〜数日程度でリフォームが完了し、家の負担も最小限です。
最新の窓ガラスは防音性能が高く、外の騒音を軽減します。
また、防犯ガラスを選べば、防犯性能も向上し、不審者の侵入を防ぐ効果があります。
外窓交換は断熱性や防音性が向上する反面、内窓リフォームに比べて初期費用が高くなります。
しかし、長期的な光熱費削減を考えるとコストパフォーマンスは良好です。
カバー工法では既存の窓枠を使うため、窓のサイズやデザインが制約される場合があります。
理想的な窓デザインが選べないこともあるため、事前のプランニングが大切です。
<出典:YKK AP(マドリモ樹脂窓)>
断熱・防音・防犯といった目的に応じて、適切なガラスと窓枠を選ぶことが重要です。
複層ガラスやLow-Eガラスなど、最新の技術を活用することで、リフォームの効果が最大化します。
もし私が自宅の外窓交換をするのであれば、「Low-Eガラス」を選びます。その理由は、結露を抑制できるだけでなく、冷暖房効果をさらに高めるからです。
ただし、予算に余裕がない場合は、複層ガラスでも十分な断熱性が得られるため、選択肢として検討する価値はありますよ。
既存の窓枠の状態をしっかりと調査し、取り付け可能な窓のサイズや仕様を確認することが大切です。
専門業者による現地調査を依頼し、最適なプランを立てましょう。
特に、窓ガラスの仕様については事前にしっかり確認しておくことが重要です。
断熱性や防音性能はガラスの種類に大きく依存するため、リフォーム後の効果を左右します。
窓交換は技術が求められるリフォームです。
実績があり、アフターサポートも充実した業者を選ぶことで、トラブルを回避できます。
複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをお勧めします。
<出典:YKK AP(マドリモ樹脂窓)>
エアコンの効率が悪く、電気代が高くなりがちな方には、外窓交換が効果的です。
断熱性の高い窓を選ぶことで、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が得られます。
交通量の多い場所にお住まいの方や、防犯対策を重視する方には、カバー工法での窓交換が最適です。
防音ガラスや防犯ガラスを選ぶことで、静かな環境と安心を手に入れられます。
外窓交換の費用は、窓のサイズやガラスの種類によって異なります。一般的な相場は以下の通りです。
■小窓(60cm x 60cm程度):約10万円〜15万円
■中窓(90cm x 90cm程度):約15万円〜30万円
■大窓(180cm x 180cm程度):約30万円〜50万円
※施工費・諸経費込み
これらの費用には、工事費や窓の素材代も含まれますが、業者によって見積もりが異なるため、複数の業者に相談することが重要です。
補助金の活用でさらにお得に
2024年には「先進的窓リノベ2024事業」という補助金制度があり、外窓交換にも適用可能です。
補助金を活用することで、費用の一部が助成されるため、経済的負担を軽減できます。冷暖房効率の向上を考えている方は、この機会に検討するのもおすすめです。
外窓交換(カバー工法)は、断熱性や防音性を高めることで、快適な住環境を実現するリフォームです。
短期間で工事が完了し、外壁に影響を与えない点も魅力です。ただし、窓枠の制約や初期費用の高さを考慮する必要があります。
冷暖房効率を向上させ、省エネ効果を期待する方には最適なリフォームです。また、最新の窓ガラスを活用することで、防犯対策や騒音対策も同時に強化できます。
信頼できる業者を選び、最適なプランを提案してもらい、満足のいく外窓交換リフォームを成功させてくださいね。
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