TOP >リフォームお役立ちブログ一覧 > 内窓リフォームで冷暖房効率アップと結露防止!費用相場と失敗しないポイント
2024.10.15
こんにちは!現役の現場監督の福田です。
寒い冬や暑い夏、エアコンを効率的に使いたいと考える方は多いのではないでしょうか?
さらに、結露の悩みを抱える方にとっても、内窓(二重窓・二重サッシ)リフォームは有効な解決策となります。内窓を追加することで冷暖房効率を大幅にアップさせ、結露を軽減することができるため、省エネ効果と住環境の改善が期待できます。
本記事では、内窓リフォームを成功させるためのポイント、メリット・デメリット、費用相場について今回も1級建築施工管理技士の私の自宅に施工するならという目線で解説しますね。
<出典:YKK AP>
内窓を設置することで、窓からの熱の流入や流出を防ぎます。窓は外気の影響を受けやすい場所であり、夏は外の熱気が、冬は冷気が侵入しやすい箇所です。内窓によって二重構造になると、空気層が断熱材の役割を果たし、外気の影響を大幅に軽減。エアコンや暖房機の効率が向上し、室内の温度を快適に保てます。
結露は窓にとっての大敵です。特に冬場は、外の冷気と室内の暖気が窓ガラスで交差するため、結露が発生しやすくなります。しかし、内窓を設置することで二重窓の構造になり、外気と室内の温度差が直接ガラスに伝わらなくなります。その結果、結露が軽減され、窓枠やカーテンのカビの発生も防ぐことが可能です。
結露が家全体に及ぼす悪影響
1. カビやダニの発生
結露が発生すると、窓枠や壁に湿気がたまりやすくなります。その結果、カビが繁殖し、さらに湿った環境を好むダニが発生するリスクが高まります。カビやダニはアレルギーや喘息など、健康に悪影響を与える可能性があるため、家族の健康管理のためにも結露対策は欠かせません。
2. 建物の劣化
結露が長期間続くと、湿気が壁材や床材に染み込み、木材の腐食や金属部分の錆びが進行します。これにより、家の耐久性が低下し、将来的な修繕費用が高くなる可能性があります。結露が窓枠だけでなく、家全体に悪影響を及ぼすのはそのためです。
3. 室内環境の悪化
結露が頻繁に発生する場所は、空気中の湿度が高くなりがちです。これにより、室内環境がじめじめとし、不快な居住空間になってしまいます。特に冬場は結露が目に見えにくい場所でも発生しやすく、気づかないうちに湿気が家全体に広がる可能性もあります。
冷暖房効率がアップすることで、エアコンや暖房の使用量が減少し、電気代の削減が期待できます。長期的な視点で見れば、内窓リフォームにかかった初期費用も数年で回収できる場合もあります。特に、冬場の暖房効率を上げたい方には非常に効果的です。
<出典:LIXIL>
寒冷地にお住まいの方や、冬場の暖房効率を上げたい方に内窓リフォームは最適です。内窓を設置することで暖かい空気が外に逃げにくくなり、部屋全体が効率的に暖まります。
結露の発生は、特に冬場に深刻な問題となります。窓周りの結露が原因で、カビやダニが発生しやすくなるため、内窓リフォームで結露を防ぎたい方には大きなメリットがあります。
内窓リフォームの費用は、窓のサイズや使用するガラス、サッシの素材によって異なります。一般的な相場は以下の通りです。
■小窓(60cm x 60cm程度):約5万円〜8万円
■中窓(90cm x 90cm程度):約8万円〜15万円
■大窓(180cm x 180cm程度):約15万円〜30万円
※施工費・諸経費込み
内窓リフォームは、冷暖房効率の向上や結露の軽減に大きく貢献します。結露は健康や建物の劣化に直結する問題ですので、早めの対策が必要です。特に寒冷地や結露に悩まされている方にとって、快適な住環境を作るための効果的な手段です。
さらに、内窓は冷暖房効率や結露対策だけでなく、防犯や防音の効果もあります。二重構造によって窓が強化され、外部からの侵入が困難になるため、防犯対策としても役立ちます。また、交通量の多い道路沿いや鉄道の近くにお住まいの場合は、外部からの騒音を大幅に軽減し、静かな住環境を提供してくれます。
また、2024年には「先進的窓リノベ2024事業」という補助金制度もあるため、内窓リフォームを検討する絶好の機会です。この補助金を活用することで、リフォーム費用の一部が助成される可能性があり、コスト面での負担が軽減されるかもしれません。省エネや快適さを求めている方は、ぜひこの機会に内窓リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
費用対効果を考えつつ、信頼できる業者を選び、適切なプランを提案してもらうことが成功の鍵となります。
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