TOP >リフォームお役立ちブログ一覧 > 1級建築施工管理技士が新築住宅・リフォームの現場管理をするメリットとは?
2024.01.15
こんにちは!このブログは工務部の私、福田が書いています。
リフォームを中心に現場管理をメインに担当しています。他のブログではリフォームを検討されている皆さんに役立つ情報を紹介していますが、今回は自己紹介の一つとして、私の持つ資格「1級建築施工管理技士」について紹介させてください。
1級建築施工管理技士は、日本で建築工事の現場管理を行う専門家を認定する資格です。この資格を持っている者は、建築工事の施工計画の立案、品質・工程・安全管理、コスト管理などの重要な責任を担い、工事が法令や契約に従って適切に進行することを保証します。試験に合格するには、建築に関する広範な知識と経験が必要であり、建築業界での上級職とみなされています。
施主側、つまり建築プロジェクトの発注者や所有者にとって、1級建築施工管理技士をプロジェクトに関与させることにはいくつかのメリットがあります。
1級建築施工管理技士は、高い品質基準を持っており、建築工事が計画通りに、かつ適切な材料と手法で行われることを保証します。これにより、施主は建物が安全で、長期的な価値を持つことを確信できます。
専門家は、プロジェクトのコストを効率的に管理し、予算内で最大の価値を生み出す方法を知っています。不必要な支出を避け、予期せぬコストオーバーから施主を守ることができます。
建築プロジェクトには多くのリスクが伴いますが、1級建築施工管理技士は法的要件、安全基準、および工程管理に精通しているため、これらのリスクを軽減し、問題が発生した場合の対応策を持っています。
尚、建築に関わる法的なことは工務店内の設計部と連携することも重要です。
プロジェクトの多くの関係者間で効率的なコミュニケーションと調整を行うことができ、これによりプロジェクトがスムーズに進行し、誤解や遅延が最小限に抑えられます。
また、見積から管理業務までをワンストップで行っている工務店であれば、施主との行き違いもより少なくなりますよ。
建築法規や安全基準は複雑で変更が頻繁にありますが、1級建築施工管理技士はこれらの最新の要件に精通しており、プロジェクトがすべての規制に遵守していることを保証します。
こちらもメリット3のリスクの軽減と同様に建築に関わる法的なことは工務店内の設計部と連携することも大切です。
効率的な工程管理により、プロジェクトが計画どおり、またはそれより早く完成する可能性が高まります。これにより、施主は早期に建物を使用開始できるようになります。
質の高い建築は時間の経過とともにその価値を維持または増加させます。1級建築施工管理技士によって適切に管理されたプロジェクトは、長期的な投資としての価値が高まります。
こちらはもちろん前提として、使用する建材、断熱や気密、換気、シロアリ対策などが適切になされているか、C値、UA値も担保されているかなどが重要です。
一般的には、高度な専門知識とスキルを持つ1級建築施工管理技士は、そのサービスに対して相応の報酬を求めます。初期段階では、これがプロジェクトのコストを増加させる要因となる場合があります。
尚、山中木材では見積時に諸経費という形で総工費の5~10%計上しています。
そこに上記の管理費用、交通費、駐車場台等が含まれていますがこちらは資格を持っていても、無くても一律となっています。
5~10%の幅があるのは遠方、都心部で駐車場台が高い等の理由があります。
施主側にとって、1級建築施工管理技士をプロジェクトに関与させることは、リスクの軽減、品質の保証、そして投資の価値の最大化を意味します。これらのメリットは、建築プロジェクトの成功と施主の満足度を大きく高めることに寄与します。
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